福岡県内では6日、飲酒運転が相次ぎ、男女3人が逮捕されました。北九州市に住む32歳の男は追突事故を起こしたほか、春日市の30歳の女については、「飲酒運転をしているのではないか」と警察に通報があったということです。 北九州市小倉南区貫の国道で6日午前6時前、乗用車が信号でとまっていた車に追突しました。ケガ人はいませんでした。 駆けつけた警察官が乗用車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の6倍近いアルコールが検出されました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉南区南若園町の自動車整備業、木村亮太容疑者(32)で、警察の調べに対し「間違いありません」と話し、容疑を認めています。 春日市ちくし台では6日午前4時40分ごろ、酒を飲んで車を運転したとして、近くに住む自称・飲食店従業員、綾部一稀容疑者(30)が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、綾部容疑者について4月2日、「飲酒運転をしているのではないか」と通報があり、警察が自宅周辺をパトロールしていたということです。 警察の調べに対し、綾部容疑者は「酒は飲んでいない。酒が入ったチョコレートを食べた」と話し、容疑を否認しています。 大川市酒見では6日午前0時すぎ、酒を飲んで乗用車を運転したとして、近くに住む自称・自営業、酒見純二容疑者(46)が現行犯逮捕されました。 酒見容疑者の呼気からは、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されています。 警察の調べに対し、酒見容疑者は「居酒屋で350ミリリットルの缶ビールを3、4本飲んだ」と話し、容疑を認めています。