うその電話「あなたの口座に被害金が流れた」70代男性 現金3500万円の被害

「あなたの口座に被害金が流れた」といううその電話で、山口県山口市の高齢男性が現金およそ3500万円をだまし取られました。 被害に遭ったのは、70代の男性です。 警察によりますと先月20日、男性の自宅にデジタル庁の職員を名乗る人物から電話があり「個人情報が漏れ、あなた名義の携帯電話が契約されている。新宿署が捜査している」などと言われました。 警察官を名乗る人物に、警察手帳や逮捕状を装った画像を見せられ「口座に被害金が流れた可能性がある」と告げられた後、検察官を名乗る人物から「金を預かる必要がある」などと言われ、男性は現金およそ3500万円を手渡し、だまし取られたということです。 警察は詐欺事件として捜査を進めるとともに、「メールやSNSで捜査令状などを示すことはあり得ない」と注意を呼びかけています。

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