きのう、千葉県柏市のアパートで20代の男性が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認された事件で、警察は男性と同居する21歳の男を逮捕しました。 この事件はきのう未明、柏市・塚崎のアパートの一室で男性が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されたものです。 警察によりますと、死亡したのはこのアパートに住む野上永遠さん（21）で、野上さんの顔や腹には打撲の痕があったということです。 その後、警察は同居する男から事情を聴いていましたが、男が野上さんに暴行を加え、けがをさせたことを認めたということで逮捕しました。 傷害の疑いで逮捕されたのは斉藤城容疑者（21）で、野上さんの腹を拳で複数回殴るなどしてけがをさせた疑いがもたれています。 警察の取り調べに対し、斉藤容疑者は「顔面を殴ったり、腹に膝蹴りを入れたりした」と容疑を認めているということです。 また、斉藤容疑者は「けんかになった」という趣旨の供述をしているということで、警察は野上さんが死亡したいきさつを慎重に調べています。