新潟市北区で去年11月、住宅の敷地内からアルミホイール付きタイヤ4本を盗んだ疑いで逮捕・起訴されたパキスタン国籍の男ら2人について、警察は余罪26件を新潟地検に追送致し、捜査を終結したと発表しました。 警察によりますと、いずれもパキスタン国籍で住居不定の自称・会社員の男(33)と無職の男(22)は共謀し、新潟市北区の住宅敷地内からアルミホイール付きのタイヤ4本を盗んだとして、窃盗容疑で去年11月に逮捕されました。 タイヤを載せた不審な車を警察が発見し、職務質問したことから男らの犯行が発覚。中からはタイヤやバッテリーなどが複数見つかっていました。 男らは新潟市北区のアパート駐車場に置かれたスタッドレスタイヤ2本を盗んだとして去年12月に再逮捕されていて、その後、起訴されています。 警察のその後の捜査で、男らは去年8月から11月にかけて、新潟県内のほか、福島県や宮城県、岩手県、山形県、栃木県でも同様に住宅の敷地内などからホイール付きのタイヤやバッテリーなどを盗んでいたことが判明したということです。余罪は26件、被害額は時価合計およそ139万1000円相当だということで、警察は男らの余罪について新潟地検に追送致しました。 また、男らは新潟県内にある金属買取業者3社に対し、偽名を使って盗んだアルミホイール付きタイヤ26本やバッテリー約34キログラムを売却し、あわせて4万5493円を得たとして、犯罪収益移転防止法違反容疑でも書類送検したということです。