群馬県伊勢崎市で軽乗用車を運転中に事故を起こし、2歳の男の子を含む3人にけがをさせたとして、22歳の男が危険運転傷害などの疑いで逮捕されました。男は無免許で、酒を飲んだ状態だったということです。 危険運転傷害などの疑いで逮捕されたのは、伊勢崎市の岡本塊士容疑者(22)です。岡本容疑者は先月29日、伊勢崎市で酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転し、乗用車に衝突。運転手など3人にけがをさせた疑いなどが持たれています。 警察によりますと、岡本容疑者は無免許で、信号機に衝突したあと、対向車線を走る乗用車に衝突したということです。 この事故で、乗用車を運転していた35歳の女性が首を捻挫するなどの軽傷を負ったほか、後部座席にいた義理の母親(63)が足を骨折、2歳の男の子も腕を打撲し軽傷です。また、岡本容疑者も足を骨折し、重傷です。 当時、岡本容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出されていたということですが、取り調べに対し「記憶がないのでわからない」と容疑を否認しているということです。 警察は、事故が起きたいきさつを詳しく調べています。