LINEビデオ通話で「逮捕状」見せられ…警察官かたる女らに308万円を送金、神戸の35歳女性が詐欺被害

1日午後、神戸市兵庫区の女性会社員(35)が「警察官を名乗る女らに現金をだまし取られた」と兵庫県警兵庫署に届け出た。同署によると、女性会社員は警察官を名乗る女らにだまされて308万円を送金したといい、同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると同日、女性の携帯電話に警視庁の警察官を名乗る女から「あなた名義のキャッシュカードが犯罪に関与している」などと電話があった。その後、LINE(ライン)のビデオ通話で神戸地検の検事を名乗る男から「逮捕状」とする書類を見せられ、「資金を照合するため、持っている資金を一つの金融機関の口座に移すように」と言われたという。 女性は指定された口座にインターネットバンキングで308万円を送金した。やりとりを終えた後、LINEでの通話を不審に思い、最初にかかってきた電話番号をインターネットで検索し、詐欺に気付いた。

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