夏場の《白骨死体》でも、警視庁「事件性はなし」…《地面師たちの暗躍》のウラで遺体となった資産家女性の身に起きたナゾ

今Netflixで話題の「地面師」…地主一家全員の死も珍しくなかった終戦直後、土地所有者になりすまし土地を売る彼らは、書類が焼失し役人の数も圧倒的に足りない主要都市を舞台に暗躍し始めた。そして80年がたった今では、さらに洗練された手口で次々と犯行を重ね、警察組織や不動産業界を翻弄している。 そのNetflix「地面師たち」の主要な参考文献となったのが、ノンフィクション作家・森功氏の著書『地面師』だ。小説とは違う、すべて本当にあった話で構成されるノンフィクションだけに、その内容はリアルで緊張感に満ちている。 同書より、時にドラマより恐ろしい、本物の地面師たちの最新手口をお届けしよう。 『地面師』連載第30回 『「偽パスポートで住民票を移転」…《新橋の白骨死体事件》で暗躍した地面師たちの《周到すぎる》手口』より続く

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