8日、広島市南区の国道で路上に倒れていた高齢男性をトラックではねて死亡させ、そのまま走り去ったとして逮捕されたトラック運転手の男が9日朝、送検されました。 過失運転致死などの疑いで送検された府中町のトラック運転手・鈎宏治(まがり・こうじ)容疑者(51)は、8日午前1時半過ぎ、広島市南区比治山本町の国道2号で路上に倒れていた中島喜六さん(85)を大型トラックではねて死亡させ、現場から逃走した疑いが持たれています。 警察の調べに対して、「倒れている人が見えてよけようとしたがひいてしまい、怖くなって逃げてしまいました」と容疑を認めています。 鈎容疑者は、逃走からおよそ30分後に自ら警察に通報したということです。 現場は「歩行者横断禁止」のエリアで、当時、通行車両から「中央分離帯から人が飛び出してきた」などの通報が複数寄せられていました。