弁護士の亀井正貴氏が9日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、病院の看護師にケガをさせた疑いで現行犯逮捕された女優の広末涼子容疑者(44)の今後についてコメントした。 静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署は8日午前0時20分ごろ、広末容疑者を傷害の疑いで現行犯逮捕した。新東名高速上り線で7日午後、乗用車を運転中に前を走るトレーラーに追突する事故を起こし、搬送先の病院での事件だった。 広末容疑者はこの日午後、留置されている浜松西署から静岡地検に身柄を移された。 今後のポイントについて、亀井氏は「検察官が裁判所に対して、勾留請求するかどうかですね」と解説。「事案自体は大したことがないから、私の感覚では、拘留を打つような事案ではないんだけれども」と述べた。 一方で、捜査関係者によると、広末容疑者は事故後に現場付近を歩き回ったり、取り調べ中も大声を出すなど、不審な行動が見られるという。亀井氏も「調書が取れないとか、証拠保全ができないとか、逆に釈放して問題が生じるかもしれないというようなことをどう判断するかですね」と指摘した。 また「仮に勾留請求を打たずに釈放する形になっても、一旦(浜松西署に)戻ってくると思います」とも付け加えた。