【不起訴】元交際相手の女性に複数回の電話や侮辱する内容のメッセージを送信したとしてストーカー規制法違反の疑いで逮捕の男性(59)

ストーカー規制法に基づく警告を受けたにもかかわらず、元交際相手の女性(34)に複数回電話をかけたり、侮辱する内容のメッセージを繰り返し送信したりするつきまとい行為を行ったとして逮捕された建設作業員の男性(59)について、福岡地検小倉支部は起訴しないことを決めました。 北九州市小倉南区の建設作業員の男性(59)は、元交際相手の女性(34)への恋愛感情が満たされなかった恨みを晴らす目的で、3月13日ごろから18日ごろまでの間に携帯電話に電話をかけたり、「クソあま!返事くらいせんか!」などと女性の名誉を傷つける内容のメッセージを送信したりするつきまとい行為を79回行ったとしてストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていました。 警察によりますと、2月26日に女性から「別れているのに連絡がしつこくくる」などと警察に相談があり、3月13日に男性に対してストーカー規制法に基づく警告をしていたということです。 警察の取り調べに対し男性は、「相手のことがまだ好きなのでよりを戻そうと思って何度も電話をかけたり、メッセージを送ったりしました」などと話し、容疑を認めていたということです。 福岡地検小倉支部は、男性を9日付けで不起訴処分にしました。 理由について、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。

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