8月11日早朝、静岡市葵区で乗用車を酒酔い運転して事故を起こしたにもかかわらず届け出をせず、そのまま車を放置して立ち去ったなどの疑いで、11日夜、埼玉県の40代の男女2人が逮捕されました。 道路交通法違反(酒酔い運転、事故不申告、危険防止措置義務違反)の容疑で逮捕されたのは、埼玉県さいたま市南区に住む自称、看護師の女(43)です。警察によりますと、女は11日午前5時半頃、静岡市葵区で乗用車を酒酔い運転し、葵区足久保口組の道路でガードレールに接触する単独事故を起こしたものの、警察に届け出ず、そのまま車を放置し立ち去った疑いが持たれています。 午前6時半頃、通行人から「放置車両がある」と110番通報があり、警察が捜査をしていたところ、午前7時前に女を発見、その場でアルコール検査を行ったところ、基準値を上回る値が検出されたということです。 また、11日午前4時頃に、女が飲酒運転をするおそれがあるにもかかわらず、乗用車を提供したとして、道路交通法違反(酒酔い運転車両提供)の疑いで、女の交際相手で埼玉県さいたま市南区の自称、内装業の男(45)も逮捕されました。 車の所有者は女で、男は事故前に途中まで同乗して運転していましたが、何らかの理由で男が下車し、その後女が運転を続けたとみられています。 2人は警察の調べに対し、「間違いありません」などと容疑を認めているということです。警察は、女が飲酒運転に至った経緯や当時の詳しい状況を調べています。