4月8日、女優の広末涼子容疑者が、傷害の疑いで静岡県警に逮捕されたと報じられ、衝撃を与えた。 逮捕によって、彼女の地元・高知でおこなう予定だった仕事に暗雲が垂れ込めている。 広末容疑者は、8日午前0時、静岡県島田市内の病院で現行犯逮捕された。 「逮捕前日の7日の夜、広末容疑者は自身の運転で、マネージャーと見られる男性を乗せ、掛川市の新東名高速道路で大型トレーラーと追突事故を起こし、病院に救急搬送されました。病院で治療中、看護師の女性を足で蹴ったり、腕を引っかいたりするなどの暴行を加え、軽い怪我を負わせたと伝えられています」(スポーツ紙記者) 同日、広末容疑者の所属事務所は逮捕を認めて謝罪し、芸能活動の自粛を発表した。取り調べ中に大声を出すなど、不審な動きもあることから、薬物検査をおこなうとも報じられており、緊迫した状況が続く。 突然の逮捕は、仕事にも影響を及ぼしている。 「広末さんは5月に、東京と故郷である高知で、朗読劇『星の王子さま 朗読と音楽が奏でる心の旅』に出演する予定でしたが、公演中止が発表されました。1人8役という難役で、女優復帰への第一歩になると思われていただけに、動揺が広がっています」(芸能記者) 広末容疑者は、2023年6月に「文春オンライン」で、人気シェフ・鳥羽周作氏との“ダブル不倫”を報じられ、事実と認めて芸能活動を謹慎していた。 2024年2月、26年間所属した芸能事務所「フラーム」から独立。その後、少しずつ芸能活動を再開していた。“ダブル不倫”以前から、広末容疑者には地元での大切な仕事が控えていた。 「鳥羽さんとの不倫が発覚した際、高知県出身の広末さんが、地域の魅力を伝えるPRを兼ねた主演映画を制作する予定であると、複数のメディアで報じられました。本来であれば、2023年6月から高知県須崎市でロケをおこなう予定だったのですが、不倫騒動を受け、撮影延期になってしまったのです」(同前) 映画の詳細は発表されておらず、進捗についても不透明な状況だった。 しかし、報道から約2年が経ち、広末容疑者も、徐々にテレビ番組などの表舞台に復帰している。「地元PR映画」の撮影が進んでいても不思議ではない。 そこで4月9日、本誌「SmartFLASH」は、須崎市役所に広末容疑者の映画の動向を問い合わせた。すると、 「撮影がストップして以降、とくに動きはありません。延期というより、中止に近い状態で止まっております」(総務課担当者) と“悲しい現状”を明かすのだった。 不倫騒動によって、撮影が暗礁に乗り上げてしまったのかーー。 今回の逮捕を受けて、広末容疑者サイドから連絡があったか尋ねたが、取材に対応した担当者が詳しい状況を把握していないことを理由に、明言を避けている。 広末容疑者は、2025年に入って、地元での仕事が増えていたという。 「全国地上波テレビ番組への出演よりも先に、2月12日に地元局のテレビ高知で放送された『広末涼子の高知でやりたい10のこと』に出演していたんです。番組はオンエア後に『TVer』でも配信され、街ブラロケをおこなう様子などが大きな話題になっていました。 朗読劇も控えており、地元で精力的な活動を見せていた矢先の逮捕でした。追突事故と合わせて、一度に2つの不祥事を起こしたことで、今後の地元での“仕事復帰”のハードルも非常に高くなったのではないでしょうか」(前出・芸能記者) 広末容疑者が、地元をPRする映画が公開される日は来ないのか──。