走ってくる列車の線路に横になって動画を撮影したインド人男性が警察に逮捕された。 10日、インドのタイムズ・オブ・インディアなどによると、インドのGRP(政府鉄道警察)は、鉄道線路に侵入して通り過ぎる列車を撮影したランジット・チャウラシア(Ranjit Chaurasia、22歳)氏を逮捕した。チャウライア氏は、このような内容の映像を自分のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のインスタグラムに投稿し、注目を集めた。撮影地域は、インドのウッタル・プラデーシュ州ウナオ地域内のカーンプルーラクナウ路線のKusumbhi駅とみられる。 批判を浴びたこの映像は1分余りで短いが、危険な状況が映った。映像でチャウラシア氏はスマートフォンを持って鉄道線路の真ん中に立っていたが、そのままうつ伏せになる。うつぶせの状態でスマートフォンを頭の上に上げて撮影を準備する姿だ。その後、汽車が近づく姿が撮影され、チャウラシア氏は依然としてスマートフォンを持って伏せている。汽車が通り過ぎ、チャウラシア氏は特別なけがをしていない。 ネット上では炎上している。チャウラシア氏がネット上で関心を集めるために実際に無謀な行動をしたという指摘が多い中で、偽物で映像を作ったのではないかという疑いが持たれている。チャウラシア氏は人気を得るために危険な映像の演出と編集を数回試みたという。インド警察側は「該当映像が実際の状況なのか確認するために彼のスマートフォンを分析している」と話した。