【新展開】傷害容疑で逮捕の俳優・広末涼子容疑者の都内自宅を静岡県警が家宅捜索も容疑は「危険運転傷害」

静岡・島田市内の病院で看護師に暴行を加えけがをさせた傷害の容疑で逮捕された俳優の広末涼子容疑者。10日、新たな動きが…。 午前10時前、静岡県警の捜査員が、都内にある広末容疑者の自宅に家宅捜索に入ったのです。ただ、容疑は、看護師への「傷害」ではありません。この傷害事件の前に起こした交通事故が、「危険運転」だった疑いがあるというのです。 逮捕につながるきっかけとなった交通事故が起きたのは、7日午後6時50分ごろ。静岡・掛川市の新東名高速道路・上りの粟ヶ岳トンネル内で、広末容疑者が運転する乗用車が大型トレーラーに追突する事故でした。 私たちは、事故直後に現場を通った男性に話を聞くことができました。 (事故直後に現場を通った男性) 「出先の帰り道で掲示板に事故渋滞1キロと」 これは、そのドライブレコーダーの映像。ゆっくりと車が走るトンネル内。その先で…。 (事故直後に現場を通った男性) 「誰か人いる、座っている人」 路肩に止まった黒い車。その後ろに立つ人と座る人、横たわる人の姿が確認できます。周囲には物が散乱しフロント部分は大破。さらに車の前にも人の姿がありました。 (事故直後に現場を通った男性) 「車の前後に数名座っていたり横たわっているのは確認した」「女性が体育座りでうずくまっているところを男性が肩を寄せるようにして座っているように見えました」 事故を起こした車は、広末容疑者とマネージャーを名乗る男性が乗っていましたが、この中に映っているのでしょうか。 「危険運転傷害罪」は、飲酒や薬物の影響で正常な運転が困難な状態で運転する行為や、制御困難な速度で運転する行為などにより人をけがさせた場合に適用され、15年以下の懲役が科せられます。 警察は8日、広末容疑者が運転していた事故車両を捜索。車内から身分証や手荷物などが発見されたことがわかっています。 そして、10日に行われた広末容疑者の自宅の家宅捜索。捜査員が、押収物が入っているとみられる箱を運ぶ様子も確認できました。これらの捜索は、広末容疑者の事故前後の言動を踏まえて行われたものとみられます。その言動とは…。 奈良県での仕事を終え、東京に向かっていたとみられる広末容疑者。途中、浜松市内のサービスエリアに立ち寄った時には。 (広末容疑者の言動) 『広末でーす』 こう言って見知らぬ人に声をかけ、体を触ったり大声を上げたりしていたといいます。サービスエリアまでは、マネージャーを名乗る男性が運転していたといいますが、その後、広末容疑者に交代。そして、事故が起きました。事故現場では、立ったり座ったり歩き回ったりと落ち着かない様子で…、搬送された病院では、診察を待つ間、歩き回り、止めようとした看護師の足を複数回蹴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いで逮捕されました。取り調べ中も、腕をばたつかせて落ち着きがなかったり大声を上げたり…。ただ、その後は徐々に落ち着きを取り戻し、取り調べに応じていたといいます。 所属事務所は…。 (所属事務所の発表コメント) 『一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方にケガを負わせてしまいました』 捜査関係者によりますと、10日の自宅の家宅捜索では、違法な薬物は見つからなかったということです。 9日、浜松西警察署には敷地外に多くの人が。中には、ファン歴20年以上の人も。 (ファンの男性) Q,広末容疑者の様子を見に来た? 「そうですね」「話が大きくなっちゃったし悲しいなと」 (高山 基彦 キャスター) 「今来ました。あの車です。午後2時3分、広末涼子容疑者を乗せた車が、今、警察署を出て行きます。後部座席の中央に広末容疑者乗っているということなんですが、こちらからは、その姿は確認できません。表情も確認できません」 社会の注目を集めた今回の事件。10日も浜松西警察署には…。 (高山 基彦 キャスター) 「広末容疑者の身柄があります浜松西警察署です。朝からご覧の通り、多くの報道陣が詰めかけています」 検察や裁判所が、傷害の容疑について身柄を勾留する必要がないと判断した場合、きょうにも釈放される可能性があることから、報道陣が詰めかけていました。

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