女性の死因は「心タンポナーデ」 殺人容疑で再逮捕の同居の男を送検 いきさつや動機などを調べる 山梨

山梨県昭和町の団地の自分の部屋に同居していた女性の遺体を放置したとして男が逮捕された事件で、警察は女性を刃物のようなもので刺して殺害した疑いで男を再逮捕し、10日に送検しました。 司法解剖の結果、女性の死因は心臓損傷による心停止で心臓の周囲に血液や体液がたまって圧迫される「心タンポナーデ」だったことが新たに分かりました。 昭和町に住むブラジル国籍のミヤカワ シジネイ トキオ容疑者49歳は4月、団地の自分の部屋で同居していた女性の遺体を放置したとして、8日に逮捕され、刃物のようなもので刺して殺害した疑いで、9日に再逮捕されました。 女性はブラジル国籍の団体職員、イガラシ イエミさん29歳で司法解剖の結果、死因は心臓損傷による心停止で、心臓の周囲に血液や体液がたまって圧迫される「心タンポナーデ」だったことが分かりました。 イガラシさんの胸などには複数の刺し傷が確認されていて、捜査関係者によりますと現場から凶器とみられる血のついた包丁を押収し調べを進めています。 ミヤカワ容疑者は「殺しました」と話し容疑を認めているということです。 警察はミヤカワ容疑者が強い殺意を持って犯行に及んだとみて、10日に送検し、事件のいきさつや動機などを調べています。

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