「サービスエリアでは見知らぬ人に『広末でーす』と絡んだり、大声を出したりする姿が目撃されていました。彼女は事故現場でも立ったり、座ったりするなど不審な言動を繰り返していたそうです。搬送先の病院では治療を待つ間に歩き回り、それを制止しようとした看護師に蹴る、ひっかくなどの暴行を加えたとされています。逮捕後の取り調べ中にも、大声を出すなど興奮していたことがわかりました」(スポーツ紙記者) 4月8日に静岡県内の病院で看護師に軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕・送検された広末涼子容疑者(44)。事件のきっかけは7日夜に起こした交通事故だったが、時間が経つにつれて当時の状況が明るみになってきた。しかし予想を上回る“新事実”に、衝撃が走っている。 広末容疑者は静岡県掛川市の新東名高速道路を運転中に、大型トレーラーに追突。映画の撮影で滞在していた奈良県から、東京都内の自宅に戻る途中だったという。乗用車にはマネージャーとみられる男性も同乗していたが、浜松市内のサービスエリアで広末容疑者と運転を交代したと見られている。 所属事務所が発表した声明には《一時的にパニック状態に陥った》とあったように、精神的な不安定さにも心配の声が寄せられている広末容疑者。任意で実施された検査ではアルコールや違法薬物は検出されなかったが、静岡県警は10日に自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで広末容疑者の自宅を家宅捜索した。 「約2時間に及んだ家宅捜索では、違法な薬物などは見つからなかったそうです。いっぽう広末さんは3月中旬に、ファンクラブのグループチャットでせき止め薬や花粉症の点鼻薬、抗生物質などを病院で処方してもらったことを明かしていました。今後は本鑑定を行い、服用していたとみられる処方薬や市販薬などが事故につながった可能性も含めて捜査が続けられるとのことです」(前出・スポーツ紙記者) 捜査の行方に注目が集まるなか、11日には新たな事実が判明。交通事故現場にはブレーキ痕がなく、広末容疑者が運転していた乗用車にはドライブレコーダーもついていなかったというのだ。 “ノーブレーキ”で追突していた可能性も浮上し、ニュースサイトのコメント欄やXでは改めて驚く声が続出。 《ブレーキ痕が無いって、、危うく死人が出る手前だったよ》 《だんだん恐ろしくなってきた。その精神状態で、自分が突っ込まれていたらと思うと背筋が凍る》 《ブレーキ痕なしで猛スピードで追突はいくらなんでも怖すぎるな。誰も亡くならなかったのは奇跡ぐらいに思った方がいいわ》 この他には《わざと事故った!?》との声もあり、広末容疑者が故意に事故を起こしたのではないかと疑う人もいたようだ。ある芸能関係者は「改めて“あの発言”が気にかかります」と語り、こう続ける。 「広末さんは昨年末から今年1月にかけて配信されたYouTubeチャンネル『Short Hope』の中で、長男の子育てと女優業の両立に悩んでいた時期を回想していました。精神的に追い詰められた時の心情として、『自殺とか自傷行為は本当に好きじゃない』と言いつつ、『誰か撃ってくんないかな』『運転しててこのままドーンっていったら、ちょっと病院で寝れるかな』といった考えがよぎったことを明かしていました。 4月8日配信の『NEWSポストセブン』の記事では、事故の目撃者が、広末さんが運転していた黒いジープのフロント左側がグシャグシャになっていたと証言しています。掲載された写真を見ても、追突時の衝撃は相当なものだったことが伺えます。仮にノーブレーキで突っ込んでいたとすれば、故意だったのかどうかも調べられるでしょう。 広末さんは前夫のキャンドル・ジュンさん(51)との離婚を経て独立しましたが、最近では社長業と女優業の両立に苦戦していることも語っていました。どのような経緯で今回の事故や事件が引き起こされてしまったのか、一日も早く解明されることを願うばかりです」 今月19日までの勾留が決定した広末容疑者は、留置所でいま何を思うだろうかーー。