デーブ・スペクター氏 広末涼子容疑者めぐる報道に「メディアがやりすぎというところまではない」

13日放送の「サンデージャポン」(TBS系)では、傷害の疑いで逮捕された広末涼子容疑者の事件を特集。〝リーゼント刑事〟こと秋山博康氏が解説した。 広末容疑者は7日、車を運転中に静岡県の栗ヶ岳トンネル内で大型トレーラーに追突する事故を起こし、搬送先の病院で看護師に暴行を加えたとして逮捕されていた。10日には危険運転致傷容疑で家宅捜索も行われた。 出演者の藤田ニコルは「交通事故から家宅捜索行くんだ?」と疑問に感じたという。秋山氏は「本件は危険運転傷害の疑いで家宅捜索すべき事案。芸能人だからやったんではない」とキッパリ指摘。「事故発生時の不審行動などから、何らかの原因で危険運転傷害の可能性があると。薬物の可能性もあるんじゃないかと、早期の段階で処方箋やお薬手帳を自宅で押収する。ただの自動車過失運転であればそこまではやっていない」と話した。 また、AIエンジニアである安野貴博氏からは「取り調べの様子とかが報道で出てくる。警察ってこういう情報を隠さず伝えるものなのか」と、捜査状況の情報が公開され過ぎていることに疑問が出た。 秋山氏は「国民の知る権利がある。逮捕事案は警察から広報します。今回はやはり広末涼子さんという有名人ですからマスコミから県警に取材の申し込みがある。それに対して答える。今後もし裁判があるんであれば裁判に支障がある内容は言わないのが原則です」と解説した。番組MCを務める爆笑問題の太田光は「警察がリークというよりマスコミが聞きに行っている。それに答えている」とまとめた。 さらに、デーブ・スペクター氏は「とりわけ過剰に報道したっていうよりも普通の大きい事故でも詳細は出ます。一般人の名前も出ます。前後のことがあったから憶測を呼んで、単なる居眠り事故じゃない可能性も高いからこういうふうに動いたことはやむをえない。看護師への傷害事件もあったのでメディアがやりすぎというところまではないと思う」と主張した。

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