女性へのAED使用「ためらいません」高須院長が明言!脊髄損傷のアイドルの言葉に呼応

高須クリニックの高須克弥院長が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、女性に対してAEDを使うことへの思いをつづった。 アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかが同日、にXに掲載したコメントを引用。猪狩は「SNSで『女性が倒れていても助けるな!』『女性にAEDを使うのはリスク高いから放置』といった声が散見されていて悲しい。」と切り出し、「どんな議論が巻き起ころうと私は命は何より尊いし優先されるものだと思います。助けを必要としている人がいたら無条件で助ける、そんな世の中であってほしいです。もし私にAEDが必要でしたら遠慮なく使ってください」と思いを明かしていた。 今月4日には、北海道・札幌市内で体調不良で休んでいた10代の女性に男性が「大丈夫ですか」と声をかけて体に触れたとみられる事案が発生していた。女性は性的な部分に触れられそうになったと判断して抵抗し、男性はその場を立ち去ったという。女性が通報し、警察が捜査していたところ、男性が自ら警察に出頭。男性は「介抱しようとしただけ」などとしているが、道警は不同意わいせつ未遂の疑いで男性を逮捕した。 SNS上では女性に対してAEDを使用した場合でも、同様に罪に問われる可能性が取りざたされている。 猪狩は自身が看板の下敷きになり、脊髄損傷の事故に遭った際、男性に助けられた経験があると説明。その時に放置されていたら「今生きていなかったかもしれません。」と強調した。 「触るな」という一部の女性の意見に対しては「正直理解できません。」ときっぱり。「命の危機に陥ったことが無いから、そういう言葉が出て来るのかと思います。」と経験者としての思いを伝えていた。 高須氏は猪狩の言葉を受けて「僕は人命と医道を全てに優先させます。」と医療従事者としての思いを吐露。「ためらいません。」と明言した。 (よろず~ニュース編集部)

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