静岡県東伊豆町稲取で4月4日、刃物を持った男が廃屋に立てこもった事件で銃刀法違反の疑いで逮捕された男について、2025年3月に発生した強盗傷害事件に関与した疑いが強まったとして、警察が近く再逮捕する方針を固めたことが分かりました。 強盗傷害の疑いで近く再逮捕されるのは、住所不定・無職の男(64)です。 捜査関係者によりますと、男は3月19日、東伊豆町稲取で80歳の女性に暴行を加え、軽トラックを奪った疑いが持たれています。 この際、女性は軽傷を負い、男は軽トラックで逃走したと見られています。 警察はこの事件をめぐって軽トラックの画像を公開するなどして捜査を進めていましたが、4月4日、東伊豆町稲取地区の廃屋で男を発見、約5時間にわたって立てこもった男を正当な理由がなく刃物を持っていた疑いで現行犯逮捕していました。 警察は、立てこもった男と強盗傷害事件の犯人が当初から同一人物と見て慎重に捜査を進めていました。