生成AI(人工知能)でわいせつな画像を作製し、ポスターにして販売したとして、20~50代の男女4人がわいせつ図画頒布の疑いで警視庁に逮捕された。生成AIを使って作製したわいせつ物の販売事件の摘発は全国初という。 「コスパのいい内職を探した」「ネットで手軽に稼げると知った」 逮捕された4人はいずれも、生成AI(人工知能)でわいせつ画像をつくったきっかけとして、その手軽さを挙げた。プログラミングを学んでいた水谷智浩容疑者(44)を除く3人はITの専門知識をもっていないという。 保安課によると、4人に面識はなく、それぞれ単独で画像を作製、販売していたとみられる。 4人は無料の生成AIソフトなどを使い、ネット上にあるわいせつな画像のパターンを学ばせた上で、「脚を開く」といった指示文を入力。こうした操作でリアルな画像をつくり、それを自宅やコンビニのプリンターで印刷して出品していた。