釈放の広末涼子「危険運転致傷罪」も成立しない可能性高まる 若狭勝弁護士が解説

弁護士の若狭勝氏が16日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜、午前8時14分)に出演。この日釈放された広末涼子の今後に言及した。 病院の看護師にケガをさせた疑いで現行犯逮捕された広末だが、16日早朝に釈放。ホームページで「本件の被害者の方々に対し、心より深くお詫び申し上げます。また関係者の皆さまにも、ご心痛、ご負担をおかけしたことを真摯に受け止め、誠実に責任を果たしてまいります」と謝罪した。 今後については「適切な医療機関にて診断を受けた上で、医師の指導のもと、慎重に治療と健康回復に努めてまいります」などとした。 番組でもトップニュースで取り上げ、釈放について若狭氏は「おそらく(被害女性と)示談が成立して、示談書が検察庁に提出されたという可能性が一番高いと思います」とし、「傷害罪については処罰されない。いわゆる起訴猶予といって不起訴になる可能性が高いと思います」とした。 今回の逮捕では自動車運転処罰法違反の疑いで静岡県警が東京都世田谷区にある広末容疑者の自宅を家宅捜査。違法薬物などは検出されなかったことで、若狭氏は「少なくても危険運転致傷罪という事で、薬物の影響でああいう事故を起こしたんじゃないかという疑いを持って、捜索に入ったんですけれど。その後、薬物を体内に入れたという証拠が見つからないということなので、今後は危険運転致傷罪という薬物の影響下の犯罪事実での処罰は難しいと思うんです」と今後の展開を推測した。 MCの谷原章介が「睡眠薬みたいな市販薬も出なかった、検出されなかったということですね」と話すと、「危険運転の場合は薬物というのは、違法な薬物じゃなくて、処方されたあるいは、市販された薬物であったとしても、その影響下で事故を起こすと危険運転致傷罪になるんですけど、薬物が出なかったことで危険運転致傷の可能性はないんじゃないかと思います」とした。

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