《広末涼子本人は、被害者をはじめ多くの方々に多大な迷惑と混乱を与えてしまったことを大変申し訳なく思っており、 深く反省しております》 4月16日早朝、こんな声明が掲載されたのは、傷害容疑で起訴されていた女優・広末涼子(44)の所属事務所「株式会社R.H」のホームページ。同日、広末が勾留されていた浜松西署から釈放された。 映画の撮影で滞在していた奈良から帰京する途中、静岡県内の高速道路で追突事故を起こし、8日に搬送先の病院で看護師の足を蹴る、腕を引っかくなどして軽傷を負わせた疑いで現行犯逮捕されていた広末。10日、静岡地検浜松支部が裁判所に勾留を請求していた。 逮捕後は任意のアルコール・薬物検査が行われ、県警は10日に広末の関係先を家宅捜索していたが、所属事務所は今回の声明で、《広末涼子は検査に協力し、正式な鑑定結果においてアルコールや違法薬物は一切検出されておりません。家宅捜査においても薬物が押収されたという事実はございません。本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません》とコメント。 冒頭のように続けると、《また、本人には、精神的に不安定な状態がみられたこともあり、今後は適切な医療機関にて診断を受けた上で、医師の指導のもと、慎重に治療と健康回復に努めてまいります》と今後についても明かしている。 16日午前6時すぎ、上下黒の服を着て警察署の正面玄関に現れた広末は、集まった報道陣を前に深く一礼。その後、「タイムズカーシェア」のシールが貼られた黒のアルファードが停まり、広末は後部座席に乗り込んでその場を去った。送迎車の運転席と助手席にはサングラスをかけたカジュアルな装いの男性が座っており、片方の男性の両耳にはピアスが光っていた。 玄関前では終始神妙な表情を浮かべていた広末だが、車に乗りこむと、後部座席で白い歯を見せ、にっこりと笑みを浮かべていた。一連の流れは各メディアでも中継され、Xではこんな声が上がった。 《迎えに来た車に乗ってる男性二人、なんか見た目が与える印象良くないでしょこれ…。カメラもいるのわかってるんだから、もっとその場にあった格好で来れば良かったのに…》 《釈放後迎えの車に乗った途端満面の笑み 反省してる?》 《個人事務所?だから事務所の車とかないのかな、まさかのカーシェアでお迎えに来るとは…》 《釈放後の笑顔が怖い‥》 報道陣に向けた神妙な面持ちから急変するかのように、車内での笑顔や、同行者の風貌に一部でツッコみが起こってしまったようだ。 「車に乗ってから微笑んでいた広末さんですが、逮捕からもう1週間が経っていますし、外で仲間に会えたことでホッとしたのではないでしょうか。示談成立を受けての釈放でしょうし、そうであれば“一区切り”ついたことで安堵しているとも考えられます。前部座席の男性2人もたしかに公の場に出るに相応しい格好とは決して言えないかもしれませんが、カーシェアリングで車を借りていた状況を見るに、十分に準備する暇もなかったのかもしれません。 とはいえ、一部にマイナスな印象を与えてしまったことは事実でしょう。’23年のW不倫騒動から一時は仕事が激減したものの、最近では歌手復帰や新作映画撮影がスタートするなど、ファンや関係者からの信頼も回復した矢先の出来事でした。それを取り戻すにはまだまだ時間がかるでしょう」(芸能関係者) 当面のあいだは芸能活動を自粛する広末。再び舞い戻ったそのとき、どんな言葉を口にするのだろう。