兵庫県警灘署は16日、酒酔い運転の疑いで、香川県三豊市に住む無職の男(58)を逮捕した。署の調べに「トラックを停止した後に酒を飲んだが、飲酒運転はしていない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は2024年11月17日午前10時半ごろ、神戸市灘区で、酒に酔った状態で大型トラックを運転した疑い。男は当時、運送会社の社員で勤務中だったという。 署によると、「酒を飲んで運転している人がいる」との110番を受けて灘区内のコンビニエンスストアに駆け付けたところ、男のトラックが駐車場に止まっていた。署員が男の呼気を調べたところ、基準値の5倍を超えるアルコールが検出され、ろれつが回らない状態だったという。 コンビニ周辺の防犯カメラやドライブレコーダーに、男がトラックを運転する映像が記録されており、署が任意で捜査を進めていたが、出頭要請に応じなかったとしている。