北九州市の自宅で、亡くなった母親とみられる女性の遺体を放置していた疑いで、無職の女が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区の無職・生山芳子容疑者(67)です。 八幡西警察署によりますと、生山容疑者は去年の夏ごろから16日にかけて、北九州市八幡西区西鳴水の自宅で、女性の遺体を放置していた疑いです。 近くに住む人から「生山容疑者の姿を一カ月くらい見ていない、インターホンを押しても応答しない」との通報を受けて、警察官が自宅を訪ねたところ、ミイラ化した女性の遺体を、和室であおむけの状態で発見したということです。 遺体は生山容疑者の母親とみられていて、警察の調べに対し生山容疑者は「故意に殺したと思われたり、親族や近所の住民に知られるのが怖かった」などと容疑を認めているということです。 警察は、司法解剖を行うなど、遺体の身元の確認を進めています。