今年3月、福岡市早良区の公園で小学4年の男子児童(10)がベンチに置いていたジャンパー1着(時価1000円相当)を盗んだとして、73歳の無職の男が逮捕されました。 男は「自分で着るつもりだった」などと供述していて、自宅からサイズが合わない子供用の服が複数見つかっているということです。 窃盗(置き引き)の疑いで逮捕されたのは早良区に住む73歳の無職の男です。 男は、3月10日午後4時半ごろから5時半ごろまでの間、自宅近くの公園で小学4年の男子児童(10)がベンチに置いていたジャンパー1着(時価1000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 男子児童はベンチから離れた場所で遊んでいたということです。 事件当日に男子児童から話を聞いた父親が警察に被害届を提出。 公園内をうろつく不審な人物が目撃されていたことから、この情報をもとに警察が周辺を捜索したところ、特徴がよく似た73歳の男を発見したということです。 その後の捜査で、男の自宅から男子児童のジャンパーが見つかっています。 盗まれた男子児童のジャンパーは男の体格に合わないサイズでしたが、取り調べに対し、男は「自分で着るつもりだった」などと話し、容疑を認めているということです。 73歳の男の自宅からは他にも子供用の服が複数見つかっていて、警察は、余罪についても調べる方針です。