難民の資格がないのに在留管理局に虚偽の難民申請をしたとして宮城県警栗原署などは25日、ネパール人の男性を仙台地方検察庁に追送検しました。 難民認定法違反の疑いで追送検されたのは、34歳のネパール人の男性です。警察によりますと、この男性は2023年8月30日、難民でないのにも関わらず東京出入国在留管理局で虚偽の難民認定申請して、日本に滞在できるための許可を不正に取得した疑いが持たれています。 男性は、「金を稼ぐ目的で日本に来た」などと容疑を認めているということです。県内で、難民認定法違反の虚偽申請での立件は初めてです。 男性は、今年2月、宮城県栗原市内の廃品買取会社に不法就労させることを知りながらネパール人2人をあっせんしたとして逮捕・起訴されています。