「カード現金化」ヤミ金容疑で会社役員らを再逮捕 法定の約14~52倍の利息

「クレジットカード現金化」と呼ばれる手法でヤミ金を営んだとして男13人が逮捕された事件で、警視庁生活経済課は30日、出資法違反(超高金利など)の疑いで、決済代行会社役員、福井達容疑者(45)ら4人を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、4人は昨年4~5月ごろ、群馬県などの40~60代の男女3人に計約208万円を貸し付け、法定の約14~52倍の利息を受け取った疑いが持たれている。 同課によると、男らはほぼ価値のない「パワーストーン」と称する天然石をクレジットカードで高値で購入させた上で、顧客の借り入れ希望額をキャッシュバック名目で貸し付け、カード決済額との差額を利息として受け取っていた。平成29年からの7年間で、全国の約1万7000人に約85億円を貸し付け、約25億円の利益を得たとみられる。

シェアする