大阪府守口市の国道1号線の交差点で、30日朝、乗用車とバイクが衝突する事故が発生し、バイクを運転していた男性が搬送先の病院で死亡しました。警察は車を運転していた医師の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 現場は守口市佐太中町の信号のある交差点で、30日午前8時10分ごろ、「四輪と単車の事故で、単車が燃えています」と通行人から110通報がありました。 警察などによりますと、右折しようとした乗用車と対向車線から走ってきたバイクが接触し転倒。バイクは、信号待ちをしていた女性にもぶつかりました。 この事故で、バイクを運転していた高槻市の自営業・藤原朝陽さん(45)が意識不明の重体で病院に運ばれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。バイクと接触した女性にケガはなかったということです。 警察は、乗用車を運転していた兵庫県芦屋市の医師・川端将之容疑者(68)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 川端容疑者は出勤途中で、警察の調べに対し、「バイクのことを気づいていたが、バイクとの距離があったので、先に右折できると思って右折しました」と話しているということで、警察が、容疑を過失運転致死に切り替え、当時の状況を詳しく調べています。