【不起訴】元交際相手の50代男性に対するストーカー規制法違反容疑で逮捕の47歳会社員女性 理由は「諸般の事情を考慮」

ストーカー規制法に基づく警告を受けたにもかかわらず、元交際相手の50歳男性に「至急電話をください」などとメッセージを送ったり、1時間に30回以上電話をかけたりしたとして逮捕された47歳の会社員の女性について、福岡地検小倉支部は、起訴しないことを決めました。 北九州市小倉南区に住む47歳の会社員の女性は、元交際相手の50歳の会社員の男性に対する恋愛感情が満たされなかった恨みを晴らす目的で (1)4月11日午後5時15分ごろから6時すぎまでの間、2回にわたり「至急電話をください」などのメッセージを男性のスマートフォンに送信して面会や交際などの義務のないことを要求した (2)4月11日午後6時から7時ごろまでの間に男性のスマートフォンに連続で32回にわたり電話をかけた としてストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていました。 警察の取り調べに対し女性は、「電話をかけたりメールを送ったりしたことは間違いありませんが、恋愛感情はありません。私の荷物が相手の部屋に残っていたり、プレゼントしたものを相手が持っているのが嫌だったので、返してもらおうと思って連絡しました」などと話し、容疑を否認していました。 この47歳の会社員の女性について、福岡地検小倉支部は、起訴しないことを決めました。(5月2日付) 不起訴処分の理由について福岡地検小倉支部は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。

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