長野県御代田町のスーパーの駐車場で乗用車が73歳の女性をはねた後、次々と車に衝突しました。はねられた女性は意識不明の状態で搬送され、乗用車を運転していた76歳の女が過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。 御代田町のスーパーの駐車場で、午前11時半前、「歩行者がはねられた」と通報がありました。 乗用車は73歳の女性をはねた後、街灯を倒し、車に次々と衝突。車4台が倒れてきた外灯にあたり、3台が衝突されたということです。 衝突された車の所有者の女性:「私の車がまっすぐ止めていたのに、こうなって隣の車にぶつかって。止まっている車をダダダダと下からね。(倒れた人は)起きなかった。何人かが面倒を見ていたけど反応がなかった」 警察と消防によりますと、御代田町御代田の73歳の女性が頭の骨を折るなどして、意識不明の状態で佐久市内の病院に運ばれました。 目撃者などによりますと、乗用車は西にある入り口からスーパーの駐車場に入り、建物沿いを直進。5〜6台の車の列の右側を通り越して、買い物をして帰ろうとした大井さんをはねたといいます。その後、植え込みに乗り上げ外灯をなぎ倒し、車に衝突して止まったということです。 警察は車を運転していた軽井沢町の76歳の女を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 調べに対し容疑を認めているということです。 目撃した人は:「(運転手は)おりられなくて、警察の人がおろして、道路に座って事情聴取を受けていた。ブレーキとアクセルの踏み違いかもしれない。たぶんそうじゃない」 容疑者の女は事故後、パニックになっていたということで、ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もあるとみられます。 容疑者の女も軽いけがをしましたが、会話はできる状態だということで、警察では今後、詳しく事故の状況を聞くことにしています。