刃物などを使った凶悪事件が全国各地で発生していることを受け、県警の通信指令課と警察署が連携して迅速な初動対応を行うための訓練が、高崎アリーナで行われました。 訓練には、県警の通信指令課と地域課、それに高崎警察署から合わせて19人が参加しました。 人が倒れていると通報が入るという想定で行われましたが、ブラインド方式のため、現場の警察官には事前に知らせず、通報の情報を受けてから状況に合わせて対応します。 高崎署員は、被害者が刃物で刺されていることを確認すると、通信指令課と無線で情報を共有しながら、目撃者から話しを聴きました。 そして不審な人物に職務質問すると、凶器を手に警察官に襲いかかってきたことから公務執行妨害の疑いで逮捕しました。 通信指令課と連携した訓練は、2日、安中署と高崎北署、それに富岡署でも行われました。