カード不正利用容疑で男2人再逮捕 酔客狙いの窃盗グループメンバーか 警視庁

不正入手した他人のクレジットカードで日用品を購入したとして、警視庁万世橋署が電子計算機使用詐欺容疑で、20代の男2人を再逮捕したことが2日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、2人は酔客を狙った窃盗グループのメンバーで、同庁はすりやカード不正利用など数件に関与したとみて実態解明を急ぐ。 再逮捕されたのは、いずれも職業不詳で、千葉県市川市曽谷の植木裕大(25)、同県柏市藤心の佐藤優輝(20)両容疑者。 再逮捕容疑は3月2日夜、不正入手した50代男性のクレジットカードを使い、千葉県内の量販店でシャンプーなどの日用品計約8000円分相当を購入した疑い。 2人は東京・神田の路上で2月、酔った30代男性の財布を盗んだとして、窃盗容疑で4月に逮捕された。財布に入っていたクレジットカード3枚が不正利用され、都内の飲食店で計約100万円分が使われていたという。 この事件の捜査で、50代男性の被害も判明した。 都内の繁華街では、酔客を狙ったすりや置き引きが今年に入って100件以上発生しており、警視庁は注意を呼び掛けている。

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