【AFP=時事】陸上男子100メートルの元世界王者フレッド・カーリー(29、米国)が暴行容疑で逮捕され、今週末に米マイアミで行われるグランドスラム・トラックを欠場することになった。2日に大会関係者が明かした。 2022年の第18回世界陸上オレゴン大会で100メートルの金メダルを獲得したカーリーは、1日にフロリダ州ブロワード群の警察に拘束された。逮捕記録によると、カーリーは暴行の容疑で逮捕され、2日早朝の時点で拘留されている。 陸上ニュースサイトのLetsrun.comによると、カーリーはマイケル・ジョンソン氏が新設したグランドスラム・トラックの大会公式ホテルでの事件に関連して逮捕されたという。 100メートルでは東京五輪で銀メダル、パリ五輪で銅メダルを獲得した経歴を持つカーリーだが、最近数か月で複数の警察沙汰を起こしていた。1月にはマイアミビーチで警官に対する暴行、逮捕抵抗、秩序紊乱(びんらん)の罪で訴追された。また、2024年5月には家庭内暴力の罪でも訴追されている。【翻訳編集】 AFPBB News