警察官や検察官を名乗る人物らの話を信じてトイレに2,750万円相当の金塊を置いてだまし取られる(福島)

警察によりますと、4月上旬ごろ、郡山市の80代の男性の家にインターネットホットラインセンターの職員を名乗る女性から「あなたが契約した携帯電話が犯罪に利用されている」などと電話がありました。 その後、静岡県警察の警察官を名乗る男から電話があり、「あなたの名前で作られた銀行口座が犯罪に利用されていて、逮捕状が出ている」などと言われ、SNSアプリのシグナルをインストールするように指示されました。 後日、男性の携帯電話に、検察官を名乗る男からシグナルアプリを使って電話があり、「逮捕を免れるためには、金を購入してもらう必要がある」などと、金塊を購入するように指示されました。 話を信じた男性は、約2,750万円相当の金塊を購入し、検察官を名乗る男に指定された郡山市内の公園のトイレ内に置いたところ、金塊をだまし取られました。 検察官を名乗る男と連絡が取れなくなったことに不安を感じた男性が静岡県警察に相談し、詐欺だと分かりました。 警察は、警察官や検察官から金に関する電話調査は行っていないとした上で、金銭を支払う前に家族や警察に相談するよう注意を呼び掛けています。 また、鏡石町の30代の女性も、マッチングアプリで知り合った外国人男性を名乗る人物から、現金約150万円と約750万円相当の暗号資産をだまし取られています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加