【RIZIN】5連続KOの剛腕・木村柊也、元王者ケラモフ戦へ自信「負ける気がしない」

6月14日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催される『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』の記者会見が、5月8日(木)都内にて行われ、[RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R]で元同級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)と対戦する、5連続1R KO勝利中の木村柊也(BRAVE)が試合へ向けての意気込みを語った。 木村は、ケラモフの印象を聞かれると「力が強そう。自分のパンチが当たった時に、ケラモフ選手がどう思うのか、どうなるのか楽しみです。そこを見てもらえればと思います」とコメント。ちなみに、木村は今年3月の香川大会で横山武司と対戦。豪快なパンチで一撃KO勝ちを収めている。 6戦目で元RIZIN王者と戦うことになり、オファーを受けた際は「素直に自分でいいのかな」とも考えたが、「ここはチャンスだと思って受けました。決まった以上、準備ができています」と言い切る。元王者に勝利を挙げれば、一気にタイトル上位戦線へ駆け上がることになるだろう。 榊原信行CEOも、本マッチアップに関して「(木村が)突き抜けるためには飛び級含めて、期待感がある。行けるときにいくべきだし、これをチャンスと捉えるのかは、オファーを受けた選手の感覚。ケラモフがこのタイミングで対戦相手をどうするって中で、我々の中に木村選手が浮上してきた。それを木村選手が食ったと、ビッグアプセットが起きる予感がしています」と期待を込めた。 さらに、木村は「前回の大会もですけど、決まった時に一撃で倒すと言っていて、試合当日はその通りになったので、そういった意味でも負ける気がしない」と宣言していた。 対するケラモフは会見に欠席しており、「ファンの皆さん、こんにちは。試合に向けての準備は万端です。木村選手にもこの試合に向けて仕上げてもらい、美しい試合を見せましょう。見せた上で私が勝ちます」との意気込みが届いていた。 戦績や実績ではケラモフ有利だが、木村は日本拳法仕込みの一撃必殺の打撃を誇る。勝負のカギは、ケラモフのタックル、木村の打撃か。果たして勝つのはどちらか。 <選手データ> ケラモフは、過去には朝倉未来にチョークで一本勝ちし、第4代RIZINフェザー級王者に輝いたが、鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も出所後、榊原代表にサトシとのタイトルマッチを志願して24年の大晦日大会で決定させた。しかし、三角絞めで一本負けを喫しており、今回が適正階級へ戻しての再起戦となる。 対する木村は3歳から日本拳法を始め、明治大在学中に全日本選手権を最年少制覇。学生個人選手権3連覇を含む輝かしい実績を持ち、22歳でMMA転向。今年3月の『RIZIN.50』で横山武司を1R54秒でKO撃破。プロデビューから5戦全勝・全KOで注目を集めている。

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