気になる広末涼子の出演は…映画『コンフィデンスマンJP』新作が来年制作へ

4月8日、東名高速道路でトンネル壁面衝突の事故を起こし、搬送先の病院で看護師を蹴るなどしてケガをさせたとして、傷害容疑で静岡県警に逮捕された女優の広末涼子(44)。その後、4月16日に釈放。広末はそのまま病院に直行した。 現地で取材した全国紙記者は、 「事故を起こす前にサービスエリアで『私、ヒロスエ~!』と絶叫しながら、第三者の身体を触ったり、事故直後のトンネル内でフラフラと歩き回るなど、不審な挙動がありました。当局は違法、合法問わず薬物の影響を疑いましたが、検査の結果はシロでした」 と話す。 一部で「奇行」と報じられた挙動だが、広末は5月2日、自身の公式サイトを更新。 《このたびは、関係者の皆さまそして応援してくださっているファンの皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて心よりお詫び申し上げます》 と改めて謝罪した上で 《4月16日の勾留解除後、広末は都内の医療機関に入院し、双極性感情障害および甲状腺機能亢進症と診断されました》 と病名を公表した。 「双極性感情障害」は気分が高ぶる“躁(そう)”状態と、落ち込む“うつ”状態が交互に表れる精神疾患で、うつの期間のほうが長く受診にもつながりやすいため、うつ病と診断される人も多いという。治療法としては、気分を安定させる薬物療法が中心となる。 甲状腺機能亢進症は、新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが過剰に分泌される疾患で、心拍の増加や血圧上昇、痩せ、大量の発汗といった症状が出る。最も多いのが、甲状腺が腫れるなどするバセドー病で、患者は男性より女性に多いとされている。こちらも投薬治療が一般的だ。これを受け、公式サイトでは 《当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします》 とした。 ◆過去には東出昌大もスキャンダルに しばらくは心身の療養につとめてもらいたいところだが、芸能プロ関係者によると 「周囲の勧めで休むことに同意したが、本人は芸能活動を続けたい気持ちのほうが強い。これまでどおりとはいかないかもしれませんが、必ず戻ってくると思います」 という。 そんななか、早くも広末の“復帰作”として注目されているのが、人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』の続編映画だという。 同作は’18年4月にスタートしたフジテレビ“月9ドラマ”。悪徳な方法で大金を稼ぐ者から巨額のカネをだまし取る詐欺師グループを主演の長澤まさみ(37)らがコミカルに演じる。 これまで、’19年に『コンフィデンスマンJP ロマンス編』、’20年に『プリンセス編』、’22年に『英雄編』の計3度、劇場版が公開されている。映画会社関係者の話。 「興行成績も優秀な人気シリーズ。実は、この最新作が早ければ’26年に撮影を行い、’27年公開の方向で話が進んでいる。すでに主演の長澤まさみさんら主要キャストには、制作サイドからスケジュール調整のお願いがいっているそうですよ」 広末は’22年の「英雄編」に波子役で出演していた。物語に欠かせないキーパーソンというわけではないものの、スクリーンに登場した際の存在感はひときわ目立っていた。 「最新作でも広末さんの起用が内々で検討されています。いろいろあったかもしれませんが、制作サイドの評価は変わらず高い。むしろ、コンフィデンスマンが手を差し伸べるべきではないでしょうか。主要キャストの東出昌大さんも過去にスキャンダルを起こしましたが、起用され続けていますから。公共の電波で流れるテレビドラマでは難しいでしょうが、映画ならば観る人がおカネを払って劇場に行くわけですから、ハードルは格段に低くなります」 とは前出の映画会社関係者だ。 そこで、フジテレビに映画『コンフィデンスマンJP』の’27年公開などについて質問すると、 《制作の詳細については、お答えしておりません》 と回答した。 “広末涼子”はひとつのブランド。オファーが来ることを信じ、今はゆっくり療養してもらいたいところだ。

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