川崎死体遺棄事件 逮捕の元交際相手 女性が行方不明後の1月に練炭使い自殺未遂

川崎市で行方不明になっていた岡﨑彩咲陽さん(20)が遺体で見つかった事件で、逮捕された元交際相手の男(27)が1月に自殺未遂を図っていたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、川崎区で岡﨑彩咲陽さん(20)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された白井秀征容疑者(27)が今年1月3日、練炭を使い自殺を図っていたことがわかりました。 岡﨑さんは去年12月20日から行方がわからなくなりました。 白井容疑者は12月に4回行われた警察の任意の聴取に対し、「知らない」、「自分も心配で捜している」などと話していました。自殺未遂をした後に行われた聴取では「家族に関与を疑われて逃げ場がない」という趣旨の話をしていたということです。 また、白井容疑者の家族は1月中旬、警察に対し「(白井容疑者が)事件に関与してしまったかもしれない」などと話していました。これに対し、警察は捜査したとしながらも、「岡﨑さんの行方について具体性がなく、行方の手がかりはつかめなかった」と説明しています。 神奈川県警は9日付で検証チームを立ち上げ、岡﨑さんをめぐる一連の対応が適切だったか、調べることにしています。

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