前をふさぎ、通せんぼする車、さらに威嚇するように逆走。 2025年3月、執拗(しつよう)にあおり運転を繰り返し走り去ったのですが、2カ月経った今、急展開を迎えたのです。 真っすぐにこちらを見つめ、歩く男。 いわゆる、あおり運転をした疑いで逮捕された自称無職の三井洋一容疑者(49)です。 2025年3月、千葉・富里市の国道で三井容疑者が危険な運転を繰り返す様子をドライブレコーダーが捉えていました。 撮影者の前を走っていたシルバーの軽自動車。 車線変更をしたかと思いきや…、突然、急ブレーキを踏んだのです。 何とかギリギリで衝突を免れ、車線を変えて進もうとしたのですが…。 クラクションを鳴らしながら再びドライバーの前に立ちふさがると、急停止を繰り返してきたのです。 その後走り去ったかと思われましたが悪夢は、これで終わりではありませんでした。 信号の色が青に変わり直進しようとすると何と、撮影者の前に立ちふさがり進路を妨害。 「行かせないぞ」と言わんばかりに“通せんぼ”してきたのです。 すると、今度は目の前を猛スピードで蛇行運転。 さらに今度は、逆走を始めこちらを目がけて突っ込んでくるではありませんか。 その後、三井容疑者が運転する車は走り去っていきました。 あれから2カ月。7日、警察が三井容疑者を逮捕。 当時、あおり運転を受けた撮影者は「あれだけのことをされてますし、知り合いも同じ車に被害があったりしてたので一安心」と話しました。 一体なぜ、三井容疑者は悪質な“あおり運転”をしたのか。 調べに対し「身に覚えがない」と容疑を否認。 警察は余罪についても捜査をしています。