救急車に“あおり運転” 男に有罪判決 三重・津地裁

救急車にあおり運転をしたとして逮捕された男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。 起訴状などによりますと、川元一寛被告(35)は、2024年11月、鈴鹿市の国道23号で患者を救急搬送中の救急車に対し、急な車線変更や停止を繰り返すあおり運転をし、走行を妨害したとして公務執行妨害と道交法違反の罪に問われています。 また川元被告は、盗撮目的で女性トイレに侵入した罪でも起訴されています。 9日の裁判で津地裁は「危険で非常に悪質な運転で(救急搬送の)公務が妨害された程度は大きい」とした上で、川元被告が運転免許を返納し今後は運転しないと誓ったことなどを考慮して、懲役2年の求刑に対し、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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