佐々町長選挙に3人目の出馬表明 副町長を退職した中村氏が「もう一度、町の信頼回復を」【長崎】

佐々町の副町長を先週、辞職した中村義治さん(66)が、6月の町長選に無所属で出馬する意向を12日に表明しました。 中村義治氏(66) 「私自身が職員の先頭に立ち、町民の笑顔を取り戻し、行政の信頼回復を行い、町政の推進を図りたい思いから出馬の意思を固めた」 44年間、町の職員を務めた中村氏は、町長が逮捕、起訴された発端になった入札制度について疑念を持たれない、さらなる改善に向け全力で取り組むとしています。 中村さんは9日の時点では町長の職務代理者を続ける意向を示していました。 町長職務代理者(当時)の中村義治氏 「6月、新しい町長が決まるまでは(職務代理者としての)職務を全うしたい」 この発言から約5時間後、中村さんは退職届を議長に提出しました。 中村義治氏(66) 「悩んでいた」「知人、友人から連絡があり、もう一度、町の信頼回復をという声を聞き(出馬を)決意した」 佐々町長選には他に元町議の浜野亘さん(69)と、元町職員の今道晋次さん(60)の2人が立候補を表明しています。 町長選は6月10日に告示、15日に投開票されます。

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