「“教育虐待”を受けた…」男が動機を供述 東大前駅“切り付け”事件

東京メトロ南北線の東大前駅で7日に起きた切り付け事件で逮捕された戸田佳孝容疑者(43)が黙秘から一転「“教育虐待”を受けた」などと供述していることが分かりました。 戸田佳孝容疑者 「自分は教育熱心な親のせいで中学で不登校になり苦労した。親から教育虐待を受けた」 犯行の動機として語られたのは、約30年前に受けた“教育虐待”のこと。教育虐待とは過度な期待を子どもにかけ、限度を超えて教育を強制する心理的、身体的虐待などとされています。 戸田佳孝容疑者 「東大を目指す教育熱心な親たちに、あまりに度が過ぎると子どもがグレて、私のように犯罪を犯すということを世間に示したかった」 戸田容疑者は東大前駅を選んだ理由について「名前に東大とついており、世間の人たちが教育虐待を連想しやすいと思ったから」と供述。殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたことについては「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

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