自らの刑事裁判の判決に出頭しなかったとして、東京地検特捜部はトレーディングカード販売会社の元社長を不出頭の罪で起訴しました。 不出頭の罪で特捜部に起訴されたのは、トレーディングカード販売会社「カードラボ」の元社長・立花恵一郎被告(49)で、今年8月、東京地裁で開かれた自らの刑事裁判の判決に出頭しなかった罪に問われています。 立花被告は去年、自らの会社に損害を与えた罪で逮捕、起訴されたあと、保釈されていました。 特捜部は立花被告の認否を明らかにしていません。 不出頭の罪は、日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告が2019年12月に国外逃亡したことをきっかけに新設されたものです。この罪名での摘発は異例で、東京地検では2例目となります。