10日の夜、群馬県太田市の路上で少年を暴行し刃物で背中を刺して殺害しようとしたとして、17歳の男子高校生が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、太田市の男子高校生(17)です。警察によりますと、男子高校生は、10日午後10時40分ごろ太田市飯田町の路上で仲間と共謀し、邑楽町に住むブラジル国籍の17歳の少年に「お前ら何やっているんだ」などと言いがかりをつけ、顔や腹を殴ったうえ、刃物で背中を刺して、殺害しようとした疑いが持たれています。 背中を刺された少年は、太田市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 警察は、殺人未遂事件として、男子高校生らの行方を捜査していましたが、11日未明、男子高校生が両親とともに太田署に出頭してきたということです。 男子高校生は、「少年と面識はない」と話しているということです。警察は、捜査に支障があるとして、男子高校生の認否を明らかにしていません。 警察は、男子高校生と一緒にいた男らの行方を追うとともに、事件のいきさつなどを詳しく調べています。