【大分】業者側起訴内容認める 大分市官製談合事件 検察「市が要望を聞き入れ落札」

大分市発注の指名競争入札をめぐる官製談合事件で、12日に初公判が大分地裁で開かれ、業者側の被告が起訴内容を認めました。 起訴状などによりますとこの事件は3年前、ごみ収集・運搬業務委託の指名競争入札で、大分市の職員が特定の業者に予定価格を漏らし落札させたとされるもので、官製談合防止法違反などの疑いで、市の幹部職員らと業者側のあわせて4人が逮捕、2人が書類送検されました。 このうち、業者側でごみ収集業務などを行うワールド建設、元監査役の早川幸治郎被告(68)の初公判が大分地裁で開かれ、早川被告は起訴内容を認めました。 一方検察側は、「大分市が被告人の要望を聞き入れながら落札させてきており事前に納得した金額で落札することが当たり前とされていた」と指摘しました。 次回の裁判は5月22日で被告質問などが予定されています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加