マッチングアプリで誘ってバーでぼったくりの疑い 警視庁が男女逮捕

マッチングアプリで誘い出した男性に飲食代金として高額な支払いを不当に要求したとして、警視庁は、20代の男女3人を東京都ぼったくり防止条例違反の疑いで逮捕し、15日発表した。同庁は、このグループによる被害者が50人を超え、被害総額は約8千万円に上るとみている。 保安課によると、3人の逮捕容疑は1月中旬、アプリを通じて東京都渋谷区道玄坂のバーに誘い出した当時20代の男性に対し、飲食代や損害賠償金として110万円の支払いをさせたうえ、ネックレスとバッグ計4点(購入価格約76万円)を購入させたというもの。 男性は、(1)アプリで知り合った女と待ち合わせる(2)女の希望で男らが待ち受けるバーへ(3)「1人5千円の飲み放題」だったはずが、「飲み放題にはないものを頼んだ」として現金での高額な請求を受ける――といった流れで被害に遭ったという。 このグループは、複数のマッチングアプリを使い分けてターゲットを探していたという。

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