大阪市北区にある“西日本最大級”のストリップ劇場「東洋ショー劇場」が、8カ月間の営業停止処分を受けた。近隣住民らの情報提供を受けた警察による内偵捜査をきっかけに、経営者とダンサーら男女10人が、公然わいせつの容疑で現行犯逮捕された。報道によると、ダンサーの女性に下半身を露出させ、客にデジタルカメラで撮影させたなどの疑いがある。 一方で、営業停止の処分に対して、SNSでは「ストリップは守るべき文化」「万博を狙った摘発だろうが、これは文化への圧力だ」といったエールが相次ぎ、ファンや有志が「東洋ショー劇場を守る会」を結成。処分の軽減などを求めるネット署名を大阪府に提出した。 しかし、ストリップ劇場の摘発は、今回だけに限らない。4年前、東京オリンピック直前には上野のストリップ劇場で、経営者ら男女6人が公然わいせつの容疑で逮捕され、劇場は営業停止処分を受けた。『ABEMA Prime』では、ストリップ文化と、その未来について考えた。