バンコクのビル倒壊で中国企業幹部ら17人に逮捕状

ミャンマー中部を震源とする大地震で隣国タイの高層ビルが倒壊した事故をめぐり、タイ警察は、ビルの建設に関与した17人に逮捕状を出しました。 2025年3月にミャンマーで発生した地震では、タイの首都バンコクで建設中の高層ビルが倒壊し89人が死亡、今も7人の行方がわかっていません。 タイ警察はビルの資料を押収するなど倒壊の原因を捜査してきましたが、現地メディアによりますと15日、建設を請け負った中国の国営企業「中鉄十局」の現地法人の幹部ら17人に逮捕状を出したということです。 エレベーターの位置など建物の構造が違法で、コンクリートや鉄筋の強度も基準を満たしていなかった疑いがあるとしています。 タイ警察は今後17人を拘束し、建築手法や不正の認識などについて厳しく追及する方針です。

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