特殊詐欺に関与したとして逮捕されたフィリピンを拠点に活動する犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部の男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。 犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部、小山智広被告(51)は2019年、特殊詐欺の電話で騙された都内の50代の女性からキャッシュカードを受け取り、現金およそ70万円を盗んだ罪に問われています。 小山被告はフィリピンを拠点に日本国内での特殊詐欺に関与していたとみられていて、去年11月、フィリピンから日本に移送されて警視庁に逮捕されました。 警視庁によりますと、小山被告は逮捕される前、広域強盗事件「ルフィグループ」の指示役とされる今村磨人被告が留置施設にいた際、今村被告と弁護士を通じてテレビ電話をしていたことが確認されていて、広域強盗事件との関係が指摘されています。