酒に酔ってひき逃げ、容疑で40歳男を逮捕 対向車45メートル飛ばされる

東京都新宿区で、酒に酔って車を運転して交通事故を起こし、男性にけがをさせてそのまま逃げたとして、警視庁四谷署は19日、危険運転致傷と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で、川崎市川崎区中瀬の職業不詳、高村健志容疑者(40)を逮捕した。逮捕時の検査で、呼気から基準値を大幅に超えるアルコールが検出された。「酒に酔って事故を起こしたが、逃げてはいない」と容疑を否認している。 同署によると、事故は14日午前2時32分ごろ、新宿区の四谷4丁目の交差点で発生。赤信号を無視した上、右折禁止の交差点を右折し、対面から直進してきた男性(67)の車に衝突した。男性の車は衝突したところから45・5メートル飛ばされ、中央分離帯に乗り上げて横転。男性は胸の打撲など全治1週間のけがを負った。 高村容疑者は事故後、男性の救護をせずに立ち去ったが、6分後に現場に戻った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加