20代〜90代の男女9人が合計5437万円だまし取られる 福岡・佐賀の特殊詐欺被害

特殊詐欺による被害がとまらない。 被害者の年代も幅広く、福岡と佐賀では5月14日からの3日間に、20代〜90代の男女9人が合計5437万3473円をだまし取られた。 警察が発表した被害をまとめた。 ■【ニセ電話詐欺で50万円被害】(福岡県警・飯塚警察署発表) 被害者 福岡県飯塚市居住83歳女性 被害期間 2025年5月14日〜15日 事件概要 83歳女性の自宅の固定電話に息子を騙る男や証券会社の社員を騙る男から何度も電話 →女性の自宅付近の路上で法律事務所職員を騙る男に現金50万円を手渡し、だまし取られる。 ■【SNS型投資詐欺で750万円被害】(福岡県警・若松警察署発表) 被害者 北九州市若松区居住44歳男性 被害期間 2025年2月24日ころ〜4月18日 事件概要 44歳男性がスマートフォンでインターネット上に掲載された投資に関するサイトを検索していたところ、気になるサイトを見つけタップすると、別のSNSに移行して、サイトを運営する代表者を名乗る男名義のアカウントからSNS上のグループに招待され参加 →トークグループで、代表者を名乗る男やそのアシスタントを名乗る男から「今回の市場のチャンスをしっかり活かせば、取引サイクル終了時には、口座の総資産を5千万円以上に積み上げることも可能です」などと言われ、指示された投資用のアプリをインストールし、4回にわたり指定する口座に投資名目で現金計750万円を振り込み、だまし取られる。 ■【SNS型ロマンス詐欺で3222万3913円被害】(福岡県警・筑紫野警察署発表) 被害者 福岡県筑紫野市居住74歳男性 被害期間 2025年4月20日〜5月13日 事件概要 インターネットサイトで女名義のSNSアカウントと知り合い、SNSでやり取りを重ねる中で「インターネット上でオンラインショップをすれば儲けることができる。やってみませんか」などと言われ、送信されたURLに接続し、注文が入る度でその仕入代金を指定された口座に10回にわたり計3222万円3913円を送金し、だまし取られる。

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